標本の保管に関する注意事項

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 こんにちは。昨日のブログを読み返してみたら想像以上にひどくて、新年早々二日酔いを決めてしまったはっさくです。(死にたい)

 

 

 問題のブログはこちら⇩(まじで酷い)

 

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 さて、本日は、標本の保管方法という内容を書いていきたいと思います。

 

 昨日、昨年お世話になった2人に標本をあげたのですが、その時に色々説明するのを忘れていて、なんせそのあとベロベロに酔っ払ったもんだから、もちろんLINEで説明もしてないし、この先標本をもらう人に何回も同じ説明をするのがめんどうだと思ったので、今回の記事を説明書代わりにすることにしました。(今後もらう人はよく読んどいてください)

 

 まず、前提として、昆虫標本は乾燥標本です。パリッパリのパスタだと思ってください。繊細なので衝撃や、触り方を間違えるとすぐに足が取れたりします。気をつけてね。

 

 それから紫外線によって色落ちや変色が起こります。直射日光の当たる場所で保管するのは控えてください。(UVガラスでも基本的な直射日光NG)

 

 標本の1番の天敵は、標本を食べる虫です。

 

 ・カツオブシムシ

 ・アリ

 

 特にこの2種類の虫には気をつけてください。カツオブシムシに食われると粉々になり、残るのは針とラベルだけになります。夏場はアリに気をつけましょう。

 

 また、入れ物は昆虫を保管する専用の標本箱ではありません。機密性などに欠ける場合があるのでそこから虫が侵入する恐れがあるので注意してください。(防虫剤をきらさず入れておくと安心)

 

 まとめ

 

①扱いは丁寧に!(針を抜いたり虫の位置を動かす時は慎重に。扱いがわからないと何かの拍子ですぐ壊れます。)

 

②日の当たらない場所で保管する

 

③虫食いに気をつける(防虫剤を常にきらさない)

 

④よく観察して昆虫の魅力を堪能してください

 

 以上が注意事項となります。

 

 ここから、容器の説明になります。

 

・ドイツ箱

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 これは昆虫を保管する専門の標本箱の中でも1番機能性に優れた箱です。

 

 ガラスがUVで紫外線からの色落ちを防ぎ、密閉性が高く、虫の侵入を阻止します。また、一つ一つ手作りのため、同じサイズの箱でも蓋が閉まりません。向きを変えても閉まらないようになっています。そのくらい密閉性が高いです。(この箱なら前述の注意事項のほとんどをクリアしています)

 

 標本箱は他にも、ボール紙の標本箱や、桐箱、シーラ箱、インロー箱など色々ありますが、僕個人として、このドイツ箱を1番信頼しています。(ボール紙の標本箱は実際にアリに侵入されて標本を食われた経験があります)

 

・キューブ型

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 このタイプは自作の保管ケースのため、専用の標本箱ではありません。なので、もちろんアクリル面もUVではありません。機密性に関してはあまり問題がなさそうに感じますが、防虫剤を入れられないため、少し不安。

 

 ちなみに、

 

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 空きます。

 

 東急ハンズの330円のアクリルキューブを使っています。

 

・100均の木箱

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 こちらはもう言わずものがな、密閉性に難ありです。

 

 防虫剤を入れておきますが、きれた場合は自分で入れてください。一応隙間をテープで密閉してありますが、それでも侵入してくると思います。防虫剤が必ず必要になってくると思います。

 

 オススメとしては、ちゃんとしたドイツ箱などを買うなりして飾ることを推奨します。

 

 今のところ、キューブ型と木箱でお渡しを考えているのでご了承ください。(ドイツ箱は高い)

 

 以上、標本の保管についての注意事項でした。

 

 私はっさくが自ら採集して時間をかけて作った物です。(足や翅を整えて、乾燥させています)

 

 形はあまり綺麗にできていませんが、少しでも昆虫の魅力を感じていただけたら幸いです。

 

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 最後になりますが、はっさくから貰ったor買った標本を、はっさくをタグ付けしてSNSに投稿するとはっさくがめちゃくちゃ喜びます。是非やってみてね!

 

 少しでも標本を気に入っていただけたらなと思います!

 

 それじゃ!

 

 バイバイ!


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[荷物開封]ゼリーを真っ二つに切る道具がやばすぎた(提供Wearly様)

 

 

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