友達が働いているイタリアンに行ってきた
こんにちは。メンテナンスした瞬間or翌日にうんこされる飼育者あるあるの状態を誰かに共感してほしいはっさくです。
さて、今日は友達が働いているイタリアンでご飯を食べてきたのですが、3月に「昆虫食」について講演する機会があり、最近は食文化に興味があります。
出された料理を紹介する時に、〇〇産や、〇〇で獲れた、〇〇地方のレシピで、など、料理を紹介する上で「土地」というものは切り離せないものなのかなと感じました。
淡路島で獲れたタコだったり、三陸で獲れたマグロ。
それぞれの土地に根差した食文化があるように感じました。これ多分食文化を考える上で土地や歴史って絶対切り離せないものだなあと思って、昆虫食も同じで、「昆虫」として捉えるのではなく、「食文化」として捉えた方が我々には理解できそうな気がします。
いや、むしろ昆虫食は「食文化」でしかないんじゃないかって思っていて、「昆虫」に詳しい僕よりも、「食文化」に詳しい料理人だったりが講演した方がいいんじゃないかと思い始めてきました(笑)
なので、今絶賛「食文化」勉強中です(笑)
これがなかなか面白い。
やっぱりその地方の地理や宗教的要因などで変化する食文化って面白い。
論文を読んでると、
食べ物の違いというのは生業の違いを体現し、自らの文化を他と区別してアイデンティティを高めると同時に、しばしば他文化を貶める働きをしてきた。ある文化で美食としてもてはやされる食材が、他の文化では全く顧みられないどころか嫌悪の対象になっていることはざらにある。
という文を見つけて、もう本当にこれに尽きるし、「昆虫食」には反対だ。とかって無意味なんじゃなかと思います。批判って無意味だよね。
文化を否定しても。って感じ。
文化の違いはあれど、文化の否定は意味ないなって。
もちろん受け入れがたいものもあるかもしれないけど、その土地で根付いた文化を簡単に否定していいものではないと思います。
どこの地域でもその土地に根付いた食文化は必ずあるはずで、それらを理解するには単に「何を食べているか」ではなく、その土地はどういった地形でどういう歴史があるのかを理解しないと異文化理解にはならないでしょう。
「昆虫食」っていう一つのワードでこれほど奥の深いものってなかなか無いなと思っていて、調べれば調べるほど色々な要素が出てきて、あれですね。掘れば掘るほど水が出てくるみたいな。
とにかくめちゃくちゃ面白いです。
こんな機会をくれた彼女に感謝したいです。絶対に面白いイベントにしよう。
そんな彼女と明日はミーティングです。
それではまた明日!