「人生変わった」という言葉の胡散臭さと違和感

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 おはようございます。ジャルジャルのリモート面接が面白すぎて「おきんたま退出!」をやりたい昆虫隊長のはっさくです。

 

 さて、ふと思ったのですが、「人生変わった」という言葉ってなんか胡散臭い感じがしてます。

 

 ※そういう言葉を使う人を否定してるわけではなく、個人的な気持ちの引っ掛かりです。いつものやつだから笑)

 

 「人生変わった」とか「人生変えたい人は〜」という言葉に少し違和感というか、ムズムズするような感情があって、それは一体何なのかよくわからないけど、引っかかってるなりの理由はあると思うので、ちょっとアウトプットしながら探っていきたいと思います。

 

 基本的に「人生変わった」って結構良い意味で使うことが多いと思うし、それ自体すごく素敵な事だと思います。

 

 「人生」ってなんだろうって考えた時に、まあ端的に言うと「僕らが今生きている時代の物語」だと思っていて、これは大方そういう意味で理解しているでしょう。

 

 「人生」って言われてパッと思い浮かぶのって自分のこれまでの物語であって、他人の物語を一番最初に思い浮かべる人ってあまりいないと思っていて、つまり、「人生」っていうのは一人称的要素が強い言葉ですよね。

 

 しかも比較的強めの言葉で、「あなたの人生ってなんですか?」って言われたら、さすがにちょっと考えるじゃないですか?安易に答えられないですよね。

 

 それから「人生一度きり」ってよく言うけど、これは本当にその通りで、「生から死」ここまでの一連の人の物語が「人生」。

 

 「蘇る」とか「転生」とかは無いものと考えると、「人生一度きり」は、あながちその通りだと言えます。

 

 ここまでくると「人生」っていう言葉の強さというか、揺るがない一人称というか、唯一無二の希少価値というか、その単語だけで何か壮大な物を感じるんですけど。

 

 多分、僕が引っかかっているのはその「単語の破壊力的な何か」で、

 

 それを踏まえて、もう一度聞いてほしいんですけど、

 

 「人生変わった」

 

 ってやっぱり少し胡散臭さが拭えないんですよ。(何度も言いますが個人的な見解です)

 

 「え!そんな大層なものが!?」

 

 っていう期待値の裏側にあるのは「現実」で、「人生」っていう単語と、「変わったキッカケや事象」のギャップを感じてしまって、どうも胡散臭さというか、違和感というか。

 

 そういった物を感じてしまいます。

 

 簡単に言うと、「大袈裟すぎる」っていう事ですね。ていうか、その「変わったキッカケとか事象」も含めて、「人生」だから、別に「人生そのもの」が変わったわけじゃなくて、何だろうな、

 

 例えば、「シフトチェンジ」とか、「転換期」とか「マインドセット」とか、

 

 そういう表現の方が伝わりやすいような感じがします。

 

 まあ「人生変わった」っていうのはインパクトがあって、興味はそそられるんですけど、いざ「え?どういうこと??」と内容を聞いてみると「そうでもない」みたいな、ギャップがあって、これが原因で例えば「詐欺だ!」みたいに言われるんだろうなぁと思います。

 

 でもやっぱり一個人のすごく感覚的な事なので、何が正解で何が不正解とかは無いし、否定も批判もないのですが、僕はそういう言葉を使うときはちょっと考えてから使うようにします。(いや、多分今後使わないと思うな笑)

 

 はい!というわけで終わります!

 

 「言葉の違和感」シリーズは自分で書いてて結構面白いなぁと思います!言葉って面白い!

 

 こういうの何人かで話合ったらもっと面白いんじゃないかと思います!

 

 以上!また明日!

 

 追記:「人生変わった」も「人生の転換期」もほぼ同じ意味じゃねーかと書き終わって思ったはっさくです。(なんとなく違和感があったよっていう話なので、その辺はゆるーく流してください)

 


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