SNSでの喧嘩がまとまらない理由を四象限に表してして考えてみる

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 おはようございます。以前西野さんがVoicyという音声メディアで話していた事をもとにSNSでの終わらない議論について書いていきたいと思います。

 

 前回と同様に四象限にするとわかりやすいので、こちらの図を参考にしながら読んでください。

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 SNSに限らず、普段の会話でも話がまとまらない時があると思います。何故、まとまらないのかについて、恐らく話している「ベクトルが違うから」だと考えられます。図で言うと、自分は縦軸で話し、相手は横軸で話している状況。

 

 例えば、Aさん「無料でお金を稼ぐ方法を教えます!」→「この続きは有料コミュニティで」みたいなやつ。

 

 「本当にそのコミュニティの商材に価値があるのか」は別として、やり方というか、商法的には正しいやり方かもしれないし、王道だと思います。

 

 ただ、Bさんはそういう口説き方が個人的には好きではありません。

 

 この時に、Aさんは「正しい」を基準に話していて、一方、Bさんは「好き、嫌い」を話しています。こうなった時に議論はまとまりません。お互いにどの軸で話しているのかを把握しないとこうなります。↓

 

Bさん「そういうのやめた方がいいよ」

Aさん「いや、別に詐欺じゃないしなんで?」

 

 みたいな感じで、感情と、理論でぶつかる感じ。

 

 世にある炎上のほとんどがこれです。

 

 燃えてる側は法にも触れていないし、特に間違った事をしていないけど、燃やしてる側は何かと理由をつけて「嫌い」や「なんか嫌だ」という感情で石を投げます。

 

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 議論の軸がそもそも違うので、そもそも議論にならないのが炎上でのリプ欄です。

 

 ただ、「おでんつんつん男」のように、「間違い」×「嫌い」は別です。あれはつんつんしたやつが悪い。営業妨害か器物損壊だと思うので。

 

 まあでも、例えば、つんつんした事実を「面白い」→「好き」と捉える人もいるかもしれないので、またそこで地獄が始まりますよね。

 

Aさん「おでんをつんつんするなんて最低だ!」

Bさん「面白いし、別にお前に迷惑かけてねーじゃん!」

Aさん「いやそもそもやってはいけないことだろ!」

Bさん「お前がいちいち口出してくんな!」

 

 みたいな。

 

 これも完全に軸のズレなので、会話の着地点はありません。どちらかが、「相手は別の軸で話しているな」と把握できない限り、終わりません。

 

 「正しいか、間違っているか」

 「好きか、嫌いか」

 

 議論する時は軸を合わせないと地獄のリプ欄になるので気を付けましょう!

 

 僕もモヤモヤした時は、会話の軸のズレだと意識します!

 

 それじゃ!また明日!

 


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