世界で最も人を殺している生物

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 おはようございます。突然ですが、世界で最も人を殺している生物は何かわかりますか?

 

 

 答えは「蚊」です。

 

 あんなちっぽけな虫が世界で最も人を殺しているんです。蚊が媒介する、マラリアデング熱は聞いたことがあると思いますが、驚きですよね。

 

 ちなみに2位は人間らしいです。悲しい。

 

 とは言え、今日は蚊について少し話していきたいのですが、アフリカなどでは、命に関わる生物です。日本では、「刺されたら痒い」「夜中耳元でうるさい」程度の認識ですが、実はかなり恐ろしい生物だと思っています。(思っていますというか、そう)

 

 マラリアを媒介する蚊として、有名なのは「ハマダラカ」というか蚊なのですが、こいつは日本脳炎を媒介する蚊としても有名です。

 

 そもそも蚊って何故血を吸うのか。なんですけど、知ってる方も多いと思いますが、血を吸うのはメスだけです。産卵に必要な栄養素を蓄えるために人の血を吸います。

 

 では、オスや、産卵期ではないメスは一体どうやって過ごしているのかというと、花粉や花の蜜を食べています。

 

 つまり、受粉を促す、花粉媒介者(ポリネーター)よ役割を担っており、自然界では欠かせない存在です。

 

 さらに、蚊の幼虫である、「ボウフラ」は川や池などのヘドロを食べて分解する役割があり、こちらも自然界では欠かせません。

 

 蚊は人を殺す恐ろしい生物である一方、蚊が絶滅してしまうと、我々人間ものちに絶滅するでしょう。

 

 この記事自体、特にオチはないのですが、「知っておいた方がいい」ということです。一般的にはゴキブリやスズメバチが恐ろしいとされていますが、そもそもゴキブリに殺された報告例があったらぜひ読んでみたいです。

 

 スズメバチも凶暴な時期や種類もいますが、自ら襲ってくるような生物ではありません。巣を守る為、つまり、たまたま近くに巣があってその巣を守るために襲っているわけなので、まあ、知らなかったらどんまいとしか。

 

 イメージで悪者扱いしていて、大丈夫なのか。本当に恐るべきは何なのか。少し考えるきっかけにでもなればいいなぁと思います。

 

 それでは、この辺で終わります!

 

 また明日!

 


「昆虫隊長」と名乗る男の自粛期間中の1日の流れ(提供今井智也様)

 

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