日本人がお金を学ばない理由

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 おはようございます。以前クラファンのリターン(800円)で購入した西野さんのオンライン講演会についてまとめます。

 

 「学校では教えてくれない『お金』の話」

 

 まず、なぜ「お金」の勉強をさせてくれないのか。なぜ「お金」について学ぶ機会がないのかを説明します。

 

 学校では「夢を語る」ことも「挑戦する」ことも推奨するのですが、一方で「夢を叶えるため」、「挑戦を続けられるため」の「お金」の話はしてくれない。

 

 「夢を語る事」、「挑戦をする事」と「お金について知ること」はセットで考える必要がある。つまり、夢を語り、実現させるには「お金」の問題と向き合わなければなりません。

 

 実際、アメリカでは「アメリカ人は経済教育を受ける義務」が教育法に定められており、小学校から「投資」の授業がカリキュラムに入っています。

 

 とにかく、日本人はお金オンチで「投資」もわかりません。「なんか怪しい」で、だいたい避けています。

 

 日本がお金を学ばない理由として、諸説あるみたいですが、まず江戸時代の士農工商という身分制度の名残だと言われています。位が高い順から、武家、農民、職人、商人といった階級制度です。

 

 お金を扱う商人の位が一番低く、お金を使う人を下品で、卑しい人と扱ってきました。

 

 この時代は、力。つまり武士が一番位の高い階級に位置しており、できるだけ、力が弱い人が増えれば幕府は統治しやすいのはわかると思います。

 

 つまり、お金を持たれてしまうと幕府にとって都合が悪いのです。(武器とか買って、力を持たれると反乱を起こしちゃうから)

 

 だからお金を扱う商人の位が一番下で、扱いが悪い。

 

 参勤交代とかも同じ理由でお金を使わせて財力を低下させるためと言われています。

 

 したがって、幕府にとって、国民はうっすら貧乏の方が国を治めやすく、都合が良い。

 

 話を現段社会に戻しますが、国を運用する時のお金は、国民が銀行に預けたお金です。

 

 つまり、投資とかに使われるより、みんなが銀行に預けてくれた方が国にとっては都合が良いし、国民全員がお金オンチの方が都合が良いんです。

 

 「貯金をしよう」

 「銀行に預けなさい」

 「利息が付くし銀行に預けておけば安心だ」

 

 これが日本人です。そう教えられてきたから。

 

 学校、テレビ、インターネットで「お金」の話をすると銭ゲバ扱いされます。

 

 そういう空気にした方が国は治めやすいし、運用しやすい。

 

 それが日本です。

 

 今の学校のカリキュラムは国民全員をうっすら貧乏にして、国を運用しやすくさせる江戸時代となんら変わりはないと言えます。

 

 ちなみに、今の銀行の利息は0.02%、これが一体どういう数字かというと、40年間毎月2万円を銀行に定期預金したとき。960万円の利息は約1.9万円です。たったの2万円。

 

 一方、4つの資産(外国株式、日本株式、外国債権、日本債権)に25万円ずつ、合計100万円を10年間分散投資すると、最高294万円、最低154万円になります。

 

 どうやら僕らはもっとお金の勉強をした方が良さそうです。

 

 今日はここらへんで、終わりますが、ちなみに、1時間半の講演でまだ4分の一程度も書いていません。ここから、「評価経済→信用経済」、「顧客ではなくファンの獲得」、「お金の増やし方」などの話が出てきます。

 

 この情報量で800円。

 

 安すぎー!!

 

 続きを明日書くかは気分次第だけど、それじゃー!また明日!!

 


「昆虫隊長」と名乗る男の自粛期間中の1日の流れ(提供今井智也様)

 

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