お客さんの1日の流れの設計
おはようございます。昨日から「東京 個展会場」で調べているのですが、かなり大変だなぁと今更ながら感じています。
まず、場所の問題が何よりあって、東京のギャラリーに限らず、個展会場のレンタルって高いっすね。1日1万とか普通。
僕は1週間にかけてやろうと思っていたのですが、想像よりも会場費がやばそうです。
そう思うと、去年の大学での展示は、1番大きいであろう会場費の事を考えずにできていたので、「大学って使ってみるもんだなぁ」としみじみ思っております。
正直、大学でやった方がいいかもしれないです。というか、大学在学中に使えるものは使って、発信した方が絶対良いし、なによりもったいない。
じゃあ、今年も大学で「やればいいじゃん」って思うし、僕もそれは少し考えているのですが、何より「場所が悪い」。
駅から歩くし、そこどこ?って感じです。周りに何もなく、最寄駅も特にこれといったものがありません。
つまりどういうことかと言うと、目的が「個展だけ」になり、来るハードルがめちゃくちゃ上がるという事です。
「個展だけの為に行く」か否かの選択肢になってしまい、大体、「いや、いいや」となってしまいます。
例えば、渋谷でやった場合は「帰りに飲み行こう」とか、「せっかくだから買い物して帰ろう」っていう目的が生まれます。個展だけの目的だとハードルが高いんです。そうとうなファンじゃないとなかなか難しい。
だからといって、「渋谷でやれば来る」という結論になりませんが、行こうか悩んでいる人や、行こうとしてる人の視点から考えると、「その個展の為だけに交通費を出してまで行く価値はあるか」議論になってしまい。おおよそここで我々表現者は負けます。
大切なのは、お客さんの1日の流れを設計してあげることで、何も「個展の宣伝だけをすればいい」というわけではなく、そこにはどこでやるか、周りに何があるのか、アクセスは良いのか、そういった事も考えながら、「個展」を作っていく必要があります。
ただし、「個展の中身のクオリティが高い」ということは前提としてです。
大学のウィークポイントはそこで、都会の大学と違い、基本的に学校というのは広い敷地が必要で、大体田舎や、岡の上、周りに何もない所に作ることが多いです。
そうなると、駅から少し離れ、アクセスも悪く、目的が「大学内」に絞られてしまい、なかなか来てもらえないものです。
在学生には効果的ですが、一方それ以外となるとなかなか「行く」という選択肢に持っていく事が難しくなります。
在学生とその他では母数が違うことは明白で、1人でも多くの人に来てもらいたいなら「大学」を選ぶべきではありません。
昨日からそういう事を考えいます。
助けてください笑
[蜂の巣撤去]アシナガバチの巣を殺虫剤を使わずに5分で撤去してみた(提供佐々木颯太様)