フィールド採集講習をやった
おはようございます。今日はさっきまでフィールドワーク講習をしてたので、それのまとめを書いていきたいと思います。
まず、フィールドワーク採集において、気をつけなければいけない点について説明します。
・危険生物との遭遇
・有毒生物による被害
・有毒植物による被害
・足場の悪い場所での転倒事故
・脱水症状、熱中症
・遭難
・自然災害
です!
クマや、イノシシなどの野生動物(哺乳類)には干渉したり近づかないようにしましょう。可愛い見た目でも思ったより危ないです。
ハチは巣になんらかの危険を感じると巣を守るために攻撃的になるので、基本巣を刺激しなければ刺してくる事はありません。
こちらから攻撃を仕掛けない限り、向こうから襲ってくる事はほとんどないです。
スズメバチなどを見かけたら、近づかない、変に刺激しない、そっと立ち去るを心がけましょう。
続いて、ヘビですが、本州の毒ヘビはヤマカガシとマムシの2種しかいません。
特にヤマカガシは毒に対して血清が少ない為噛まれると厄介です。(たしか日本で数カ所しか血清がなかったような気がします。あれマムシだっけ?)
とにかく、噛まれないように。
ちなみに、ヤマカガシは奥歯の毒牙と首元の毒腺にも毒があり、首元を潰さないようにしましょう。
毒ヘビではありませんが、アオダイショウやシマヘビも口内に細菌がいる恐れがあるので、もし噛まれたら流水で洗い流しましょう。
ムカデは噛まれなければ問題ありません。よく「刺される」と言う人がいますが、厳密に言うと「噛まれる」です。
実はカエルにも毒があります。というか、両生類のほとんどは体から微量の毒を分泌しています。(特にヒキガエル)カエルを触った手で目を擦ったりしないようにしましょう。触ったらすぐに手を洗うこと。
その他、ヤマビルやマダニなども厄介です。
ヤマビルは哺乳類が発する二酸化炭素に反応して吸血します。
マダニは何かの病気を媒介する恐れがあるので、気を付けましょう。(何の病気かは忘れた)
植物にも危険があり、ウルシやイラクサには気を付けましょう。かぶれたり、傷がつく恐れがあります。
やはり、以上の事から、肌の露出が少ない方がいいという事がわかると思います。
長袖長ズボンで特に足元の露出は完全に無い方が好ましいです。
他にも、帽子や手袋など出来るだけ肌の露出を減らしてフィールド採集に向かいましょう。
だいぶ端折りましたが、時間がないので勘弁してください。それでは!また明日!
[生き物飼育]クロアゲハの羽化シーンをタイムラプスで撮ってみた!(提供佐々木颯太様)