カメを捕まえたい理由と、野生動物に餌を与えてはいけないいけない理由
おはようございます。最近はカメのことしか考えていないので全ての発信が雑になっているはっさくですが、どうかカメへの情熱が凄まじい物だと思って温かく見守ってください。
さて、カメ採集2日目に突入して、今日もお目当ての種類とサイズを捕まえる事ができませんでした。(買った方が早くね？)
買った方が早くね？と、自分も含め、思っていると思うのですが、「なぜ、野生のカメの捕獲にこだわるのか」話します。
第一に、「お金がない」
これがでかいのですが、結局カメの設備投資にお金は使います。
近所の川や池には「ミシシッピアカミミガメ」という外来種が帰化してしまっており、それを少しでも減らそうという試みですが、もはやアメリカザリガニや錦鯉など外来種のオンパレードで、1匹捕まえただけでは何も変わりません。
とは言え、「外来種」として忌み嫌われ続けながら過ごすくらいならうちで飼おうと決めました。(これは僕の完全なエゴです)
まあ、ミシシッピアカミミガメがアメリカザリガニを食べるだけの循環ならまだいいのですが、その餌となるアメリカザリガニは在来の水生昆虫や、魚を食べてしまいます。
見たところ、在来のトンボ(シオカラトンボやギンヤンマ)が産卵していたので、そういった生物には悪影響でしかありません。
生態系に疎い人は、水生生物の衰退の深刻度がいまいちピンときていないと思うのは、当たり前で、池でカメを待っていると、1日に2〜3人は鯉やカメに餌をあげにきます。(ほんとにやめて)
そもそも野生動物への干渉はタブーなのがわかっていません。
1番厄介なのは、鳩や鯉やカメに餌をあげて、鳩使い、鯉使い、カメ使いになった気でいる「じじい」と「ばばあ」です。(おっと口が滑った)
ごめんなさい。多分「何が悪いかわかってない」ので仕方ないと言えば仕方ないのですが、やっていることは環境を殺し、生き物を殺す行為です。
まず、人工物による水質の悪化、餌付けに慣れた野生動物の野生化での弱化、栄養偏向による奇形の発生、などなど、百害あって一利なしです。
一時の空腹を満たすだけで、後に見るのは地獄です。動物園の餌付けとは訳が違います。あれは飼育員がしっかり餌の量、栄養を管理しているからこそできるんです。
野生の動物は誰かが管理してるのでしょうか？「可愛いから」という理由で餌をあげた動物のその後は誰が管理するのでしょうか？
「可愛いから」といって自分の一時の欲を満たすためだけに、野生動物に餌をあげる行為は無責任かつ自己中心的な、実はかなり罪深い行為だと思っています。
野生動物に餌をあげたいのなら、責任を持って持ち帰り、飼育してください。でないと死にます。(ちなみに鳥は鳥獣保護法に指定されているため鳩もスズメもカラスも飼育してはいけません)
飼育しきれず、手放してしまった挙句、「管理はめんどくさい」しかし「餌は与えたい」なんて身勝手極まりないと思いませんか？
飼育するなら「死ぬまで飼え」だし、「飼いきれなくなったら殺せ」です。残酷ですが、それが生き物飼育というエゴイストの責任です。
それから野生動物に餌を与えたいなら「自分が責任をもって飼え」です。猫も同じです。あなたが餌付けした猫は野生で在来のトカゲや小動物を殺します。室内飼い一択です。
と、まあ大義名分を語りましたが、正直1匹カメを捕まえて保護するだけでは何の変化もありません。しかし、それを発信する事に意味があると思うので、なんとかお目当ての個体を捕まえたいと思います。(外来のカメを飼育して外来のザリガニを捕まえて餌にしたい)
それでは！明日もカメ捕り頑張ります！
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