欲求を超越する瞬間
おはようございます。50時間以上起き続けてお酒を飲むと人間としての生活に限界が来て、目が開かなくなる事がわかりました。(睡眠は大事)
今から羽田空港へ帰るわけですが、旅行中でもしっかりとブログを怠らないワタクシを褒めて頂きたいです。(昨日は朦朧とした意識の中でなんとか更新した)
さて、人間には三大欲求というものがあって、食欲、睡眠欲、性欲は、人間が生きる上で必要不可欠な欲求です。
多分これは、先天的なもので、その欲求の差はあれど、無意識下に存在しています。
食べなくて大丈夫な人、寝なくて大丈夫な人、性に興味がない人、さまざまですが、それでも必要最低限その欲求を満たさないと生物は死んでしまいます。(性欲は別の問題で、生物が繁栄できなくなるという問題がある)
ただ、その人に異常に好きなものがあると、その欲求をある程度超越する事が可能である事がわかりました。
僕は、2日間徹夜(50時間以上起きてた)で、食事は必要最低限(だいたい1食)で済ませ、とにかくフィールド採集に時間を費やしました。
まあ、場所が石垣島という簡単に行ける場所ではないからという理由もあるのですが、まさに寝る間も惜しんで、虫を探し求めます。
もちろん、移動で運転するし、歩き回るので、体力は消耗します。2日目の午後は睡眠不足と、エネルギー不足で、視野が狭窄し、汗も引いて顔が青ざめていきます。(危ないからやめた方がいい)
ただ、昨日の記事でも書いたのですが、お目当ての虫を見つけると、それらを忘れて、一定まで回復しました。
自分でも思うのですが、「やっぱり生き物好きなんだなぁ」と実感する体験がまさにこれです。
こんなに、基本的な欲求を差し置いて没頭できるものがあるって本当に幸せだと思います。
もちろん、体に支障はきたすし、よく考えるといつぶっ倒れてもおかしくない状況だったので本当にやめた方がいいのですが、それでも、寝る時間よりも、虫を探したいのです。
僕はそれくらい生き物が好きみたいです。
石垣島本当にに楽しかった!
ありがとう!
また明日!
【昆虫採集】昆虫隊長が遠征の時に持っていく荷物を紹介します(提供宮岡克成様)